くまがいブログ

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達人に学ぶDB設計徹底指南書を読んで

目次

良かったところ


  • 『達人に学ぶDB設計徹底指南書 第二版』は、データベース設計の基礎をしっかりとカバーしており、初学者にとって非常に役立つ内容だと感じました。
  • 初めてデータベースを学ぶ人が躓きがちな部分についても丁寧に解説されており、安心して学習を進められます。
  • データベースの概念や基本的な設計手法について、図を使ってわかりやすく説明している点が非常に助かりました。
  • リフロー型のレイアウトであるため、文字の大きさや行間が調整されており、どんな端末でも読みやすいです。
  • 特に電子書籍での利用を考えている方には、扱いやすさの面で大きなメリットがあります。

学んだこと


  • データベースを制する者はシステムを制す、という言葉通り、データベース設計の重要性について理解しました。
  • 論理設計と物理設計の違いを学び、特に論理設計における正規化の重要性を理解しました。
    • 論理設計と正規化により、なぜテーブルを分割する必要があるのか、その背景を深く学びました。
  • ER図を用いて、複数のテーブル間の関係を視覚的に表現する手法が理解できました。
  • 正規化の欠点や、パフォーマンス向上のために非正規化を行うケースについても学び、論理設計とパフォーマンスのバランスについて考えさせられました。
  • 「論理設計のアンチパターン」の章では、誤った設計による問題点とその解決策が紹介されており、実例を出して説明をされていたのでやってしまいそうだなと思いながら学ぶことができました。
  • 論理設計におけるグレーノウハウや、一歩進んだRDBでの木構造の扱い方についても知見を得ることができました。

難しかったこと


  • 複数のエンティティ間のリレーションシップを設計する際の考え方は、まだまだ実践を通して身に着ける必要があると感じました。
  • 多対多の関係や、中間テーブルを利用した解決策について、もう少し自分の手を動かして実際に試してみることで理解を深めたいと思います。
  • 多くの章において速度と正確性のバランスを考える必要があることが書かれていましたが、実際にデータベースをいじる経験が乏しいため、トレードオフの部分は手を動かして初めて理解できると感じました。

まとめ


『達人に学ぶDB設計徹底指南書 第二版』は、データベース設計の基礎をしっかり学べる一冊であり、初学者にとって非常におすすめできる内容です。この本を読み終えた今、もう少しデータベースを扱ってから再度読み返してみることで、さらに深い理解を得られるのではないかと感じています。