くまがいブログ

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いつでもカエドキプログラムでiPhone16に乗り換えた話

目次

はじめに


iPhone SE2からiPhone16に乗り換えました。

「一括で買うには高い」「でもそろそろ限界…」そんなジレンマを抱えながらも、ようやく踏み切った買い替え。

今回は、実際に利用した乗り換え方法やiPhone16使用感、感じたメリット・デメリット、制度の注意点をレビュー形式でご紹介します。

なぜ買い替えたのか?


SE2に限界を感じていた
  • 電池の減りが早く、会社帰りに寄り道するのは不安。
  • バッテリー容量は75%に劣化(=新品時の0.75倍)。
  • パフォーマンスも落ち、常時低電力モードでしのいでいた。

「そろそろ限界だな…」という思いが積もっていました。

踏み切れなかった理由
  • 一括で買うと10万以上→ Macを買い替えるのに買った方がいいのでは?と毎回悩む。
  • 法改正でSE2でやった一括でかなり安く購入できるようなキャンペーンが終了していた。
  • 「いつでもカエドキプログラム」がよくわからず、怪しさも感じていた。

どうやって安く買ったのか?乗り換え方法の全貌


使用した手順(回線・料金)
  1. LINEMOに新規回線を契約(合計1,980円)

    eSIMで契約できて契約手数料がなかったのと、ソフトバンク系列はあまり好きではないので今後使うこともないと思ってLINEMOにした。

    • 月額:990円/3GB
    • 契約解除料:990円(ご加入当月にご契約回線を解約したため)
  2. 新規回線でirumo(ドコモ)にいつでもカエドキプログラムを利用して乗り換え

    初月料金(合計5,222円)

    • 契約事務手数料:3,500円
    • ユニバーサルサービス料/基本(日割):1円
    • 通信料(日割):1,247円
    • 消費税:474円

    6か月分料金(合計3,000円)

    • 通信料:500円/0.5GB*6

    機種代金(合計10,120円)

    • 機種代:月440円×23ヶ月
  3. 半年後にpovoに乗り換え
    1年6ヵ月維持(合計750円)
    • 半年で250円
  4. 23か月後返却
    • ここまででかかる金額 19,092円
  5. その後再びドコモ系に戻って同様の乗り換えスキームを継続予定
実質負担は?
  • 各種特典を含めると、約2万円でiPhone16が2年間使用できる計算。
  • Apple Storeで購入すると124,800円だったので10万円程度節約できた。


「いつでもカエドキプログラム」とは?


ドコモの残価設定型24回分割払いプログラム。

23ヶ月目までに機種を返却すると、最終支払い(残価)が免除される制度。

  • 月々支払:端末価格−残価を23回分割
  • 24回目:返却すれば支払不要(条件あり)
なぜ安くなるの?
  • 実質的には、端末の貸与+返却で割安に使える仕組み。
  • 安くなるが、「実質ローン」なので制度理解が必要。
注意点・落とし穴
  • 23ヶ月目までに返却しないと残価の支払いが発生(+24回分割)
    • 端末を返却すればそれ以降の支払いは免除される
  • 返却時に破損や不備があると22,000円請求
  • ドコモショップでは“頭金”がかかることが多い
    • → 家電量販店での購入がおすすめ
この方法はこんな人におすすめ
  • 一括購入は難しいが、最新機種をお得に使いたい人
  • 期間管理ができ、返却トラブルを回避できる人
  • 携帯回線の乗り換えに抵抗がない人

iPhone16よかった点


✅ バッテリーの安心感
  • 以前は常に充電を気にしていたが、今は一日で30%しか減らず、バッテリー持ちの安心感が圧倒的に向上。体感3倍くらい持つようになった。
✅ Face IDの快適さ
  • 指紋認証の手間がなく、ロック解除やアプリログインもスムーズ。
  • セキュリティ面でも利便性を実感。
✅ USB-Cの便利さ
  • 充電器の共通化が進み、iPhoneにしか使っていなかったLightningケーブルを撤去することができた。
✅ カメラ性能
  • SE2では暗所ノイズがひどかったが、iPhone16は暗い場所でもきれいに撮れる。

iPhone16期待外れだった点


❌ 重くなった
  • 持った瞬間、ずっしり感が増した印象。たまにSEを持つとかなり軽く感じる。
  • 重くて大きくなったので片手では落下が不安でバンカーリングを付けた。
❌ 画面の広さと広告
  • 広い画面に広告の割が減ることを期待していたが、広告も大きくなって表示が隠れるケースもあり快適性はそこまで上がらず。
❌ Apple Intelligenceはまだ使いこなせていない
  • いろんなアプリに実装されて使ってる意識なく使えたらいいなと思っている。

おわりに


正直、「いつでもカエドキプログラム」は最初とっつきにくく、なんとなく怪しさも感じていました。

制度を調べるのも面倒で、しばらく様子見をしていたのですが、実際に仕組みを理解し、利用してみると「もっと早く行動すればよかった」と思えるほどスムーズかつお得に最新機種を手に入れることができました。

iPhone16自体の快適さはもちろんのこと、この制度もリスクを理解して活用すれば、思っていたほど難しくも危険でもありません。

「面倒そうだから…」と手を出さなかった自分に、少し反省です。

制度の仕組みをしっかり把握しておけば、この仕組みが続く限り、2年ごとに最新のiPhoneをお得に使い続ける手段として非常に優れていると感じました。

また2年後、返却のタイミングで制度を再確認しつつ、次の乗り換えを計画したいと思います。