🔎 【番外編】ChatGPT×Indeedプラグインで転職活動してみた|導入から求人探し・応募判断まで

目次

この記事でやること


これまで、ChatGPTとNotionを使って転職活動を整理する方法を紹介してきました。

Notionに自分の職歴・スキル・希望条件をまとめ、ChatGPTから参照できるようにすると、求人を評価するたびに自分の情報を最初から説明する必要がありません。

ただ、実際の転職活動ではもう一つ重要な工程があります。

「そもそも、どこから求人を見つけるのか?」

そこで今回はシリーズの番外編として、IndeedプラグインをChatGPTに接続し、求人を探して判断する方法を紹介します。

私自身が実際に、Indeedのプロフィールを整え、求人を探し、ChatGPTに相談しながら企業からのアプローチに返信するところまで進めました。

💡
今回は、IndeedプラグインをChatGPTに接続して、求人検索から比較・分析までをチャット内で進める流れを紹介します。応募はIndeed側で行い、検討を続ける求人だけNotionへ残します。
📝
Indeedの画面や機能については、2026年9月に筆者が実際に利用した環境を基準にしています。サービスのUIや仕様は変更される可能性があります。

まずは役割を分ける


今回の構成では、3つのサービスに別々の役割を持たせます。

Indeedプラグイン:求人との出会い

Indeedプラグインは、ChatGPTからIndeedの求人を検索する入口です。

Indeedプロフィールを接続すると、求人検索に加えて、求人詳細や企業情報もChatGPT内で確認できます。気になる求人から応募へ進むときはIndeed側へ移動します。

ChatGPT:求人を分析する

ChatGPTには、求人票と自分のプロフィールを比較してもらいます。

例えば次のような内容です。

  • 自分の経験と合っている点
  • 足りないスキルや経験
  • 希望条件とのズレ
  • 求人票だけでは分からない点
  • 面談や面接で確認したい点
Notion:転職活動の記録

Notionには、転職活動で繰り返し使う情報や、検討を続けたい求人を残します。

つまり、今回の役割分担は次の通りです。

Indeedプラグイン
求人候補を探す
↓
ChatGPT
求人を分析・比較する
↓
自分で判断する
↓
Notion
必要な情報だけ残す

Indeedプラグイン = 探す、ChatGPT = 考える、Notion = 残すです。

STEP 1:Indeedプラグインをインストールして接続する


まず、ChatGPTにIndeedプラグインを追加します。

ChatGPTのPluginsから「Indeed」を検索し、インストールまたは接続を進めます。Indeedアカウントとの接続を求められた場合は、案内に従ってログイン・許可します。

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スクショ追加:ChatGPTのPluginsでIndeedを検索し、インストール/接続する画面

Indeedが見つかり、接続できることが分かる画面があれば十分です。

接続後は、ChatGPTからIndeedの求人検索を使えるようになります。まずは接続確認として、軽く求人検索を試します。ここでの検索は動作確認が目的で、本格的に求人を探す前に次のSTEPでIndeedプロフィールを整えます。

例えば次のように依頼します。

Indeedを使って、私の経歴と転職希望に合う求人を探して。
まずは東京都内の社内SE・コーポレートIT・業務改善系を中心に見たい。

Indeedプラグインでは、求人検索だけでなく、特定求人の詳細確認や企業情報の確認もChatGPT内で進められます。一方、応募や企業から届いた連絡への返信はIndeed側で行います。

Indeedを使った求人結果がChatGPT内に表示されれば接続完了です。

STEP 2:ChatGPTとIndeedプロフィールを整える


求人を探す前に、Indeedのプロフィールを整えました。

ここでもChatGPTを使います。

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私の場合、本業は業務用厨房のレイアウト設計ですが、それだけでは現在の仕事内容や転職で活かしたい経験を十分に表現できません。

実際には、普段の仕事や個人開発で次のようなことも行っています。

  • CADを使った設計
  • Excel・VBAによる業務改善
  • GASによる自動化
  • PythonやWebアプリの開発
  • GitHubを使った個人開発
  • AIを使った開発や業務改善

そのため、Indeedで職種カテゴリを選ぶときも、単純に現在の肩書きだけで決めるのではなく、次にどんな仕事へ移りたいかを基準にChatGPTと相談しました。

例えば、画面を見せながら次のように聞けます。

この中なら、私の現在の経験と転職希望を踏まえて
どの職種カテゴリを選ぶのが適切?

選択肢が複数ある場合は、ChatGPTにそれぞれのメリット・デメリットを整理してもらい、最後は自分で選びます。

ポートフォリオも「何を見せたいか」で選ぶ

Indeedのプロフィールでは、入力できる情報に限りがあります。

そのため、何でも載せるのではなく、転職先に評価してほしい能力が伝わる情報を優先する必要があります。

2026年9月に私が設定した際は、掲載するポートフォリオURLを1件選ぶ場面がありました。こうした場合も、単純に一番大きな制作物を選ぶとは限りません。

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私はChatGPTに、候補となるポートフォリオを見せながら、

Indeedには一つしか登録できません。
今の転職方針なら、どちらを優先すべき?

と相談しました。

ここでは「どちらがすごいか」ではなく、応募したい仕事との関連性が高いかを基準に考えます。

STEP 3:Indeedプラグインで広めに求人を探す


プロフィールを整えたら、Indeedプラグインを使ってChatGPT内で求人を探します。

例えば次のように依頼します。

Indeedを使って、私の経歴と転職希望に合う求人を探して。
東京都内で、社内SE・コーポレートIT・業務改善系を中心に見たい。

最初から条件を細かくしすぎず、まず候補を出してもらい、その後ChatGPTに自分のプロフィールと比較してもらいます。

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ただし、検索キーワードだけで自分に合う仕事を完全に絞るのは難しいです。

例えば私の場合、希望しているのは、

  • 社内SE
  • コーポレートIT
  • 業務改善
  • SaaS運用
  • 社内ツール開発
  • 現場業務とITをつなぐ仕事

などです。

一方で、ヘルプデスク専任や、客先常駐を中心とした仕事は希望していません。

こうした条件を最初の求人検索だけで完全に表現するのは難しいです。

そこでIndeedプラグインには広めに求人候補を探してもらい、その結果をChatGPTが自分の経歴・希望条件と比較します。

Indeedプラグインには候補を見つけてもらい、自分との細かい適合性はChatGPTで判断するという分担です。

STEP 4:気になる求人をChatGPTで精査する


気になる求人を見つけたら、そのまま応募する前にChatGPTへ相談します。

すでにChatGPTとNotionの転職環境を作っている場合は、短い指示で構いません。

この求人どう?
Notionのマスタープロフィールを基準に評価して。

もう少し細かく確認したい場合は、

この求人を私のこれまでの経験と転職条件を踏まえて精査して。

・合っている点
・懸念点
・不足している経験
・求人票だけでは判断できないこと
・面接で確認すべきこと

を整理して。

と頼みます。

⚠️
ChatGPTが求人URLの本文を取得できていない場合は、求人票の本文をコピーして渡します。読めていない求人を推測だけで評価させないことが重要です。

「採用されそうか」だけで判断しない

求人を見ると、つい「自分でも採用されそうか」を中心に考えてしまいます。

しかし転職では、企業が自分を選ぶだけでなく、自分も会社を選びます。

例えば、今回実際に見た求人の中には、

  • Excelで管理している業務をWeb化する
  • OCRを導入する
  • 既存システムと連携する
  • 現場で使える範囲から段階的に導入する

といった仕事内容がありました。

仕事内容だけを見ると、これまでの業務改善や自動化の経験とかなり近い内容です。

一方で、求人票だけでは次のような部分までは分かりません。

  • AIを組織的に使える環境か
  • GitHubなどの開発ツールを利用しているか
  • SaaS導入の裁量がどの程度あるか
  • システム開発を今後どこまで内製するのか
  • 新しい技術やツールを試せる文化があるか

そこでChatGPTに、

この会社で自分がやりたい働き方ができるか確認するには、
面談や面接で何を聞けばいい?

と相談します。

これにより、求人票を読むだけでなく、次に確認すべき情報まで整理できます。

STEP 5:企業からのアプローチも同じように精査する


Indeedでは、自分から求人を探すだけでなく、企業側からアプローチが届く場合もあります。ここはIndeedプラグインの機能ではなく、Indeed側で実際に届いた企業からのアプローチです。

そのときも、すぐに返信するのではなく、まず求人内容をChatGPTと確認します。

今回私は、企業から届いたアプローチの求人について、仕事内容、自分の経験との一致、懸念点、確認したいことをChatGPTと整理しました。

その結果、「まず話を聞いてみたい」と判断したため、Indeed上で返信しました。

ここで重要なのは、ChatGPTに応募判断そのものを任せたわけではないことです。

ChatGPTには情報整理をしてもらい、最終的な行動は自分で決めます。

STEP 6:検討を続ける求人だけNotionに残す


求人を分析した結果、今後も検討したいと思ったものだけNotionへ保存します。

この求人を応募候補としてNotionの求人管理に保存して。
先ほどの評価結果も反映して。

Notionには、例えば次のような情報を残します。

項目 内容
会社名 ○○株式会社
職種 社内システム担当
状態 興味あり
良い点 業務改善・内製開発
懸念 AI利用環境が不明
確認事項 GitHub・AI・SaaS利用方針
次の行動 面談で確認

すべての求人を保存する必要はありません。

Indeedで見つける → ChatGPTで評価する → 自分で判断する → 必要なものだけNotionへ残すという順番にします。

応募後の書類調整、面接対策、選考状況の記録は、既存の第3回:実践編で詳しく説明しているため、この記事では重複して扱いません。

AIを使うと求人探しの何が変わるのか


以前なら、求人探しは次のような流れでした。

求人を検索する
↓
求人票を読む
↓
なんとなく良さそうなら応募する

現在は、次のような流れで考えています。

Indeedで求人候補を見つける
↓
ChatGPTが自分の条件と比較する
↓
不明点・懸念点を抽出する
↓
必要なら企業情報を追加で確認する
↓
面談・面接で聞く質問を作る
↓
自分で応募するか判断する
↓
検討を続ける求人だけNotionへ残す

AIによって求人検索そのものが完全に自動化されるというより、求人を判断するための情報処理をAIに任せられることが大きな違いです。

このシリーズとのつながり


この番外編は、これまで作ってきたChatGPT×Notionの転職環境を、実際の求人サイトへつなげる内容です。

第1回:概要編

ChatGPTとNotionを組み合わせると転職活動がどう変わるのか、全体像を紹介しています。

第2回:構築編

ChatGPT Project、Notion接続、マスタープロフィール、求人管理をゼロから作ります。

第3回:実践編

求人評価、保存、応募書類、面接対策、面接後の記録まで、一連の転職活動を説明しています。

今回の番外編では、その最初の入口となる「求人をどう見つけ、Indeedで出会った求人や企業からのアプローチをどう精査するか」に絞っています。応募後の流れは第3回の実践編へ分けることで、内容が重複しない構成にしています。

まとめ


今回の転職活動では、

Indeed = 求人との出会い

ChatGPT = 求人分析・判断支援

Notion = 転職活動の記録

という役割分担にしました。

Indeedだけでも求人は探せますし、ChatGPTだけでも求人相談はできます。

しかし、自分の経歴・実績・希望条件をNotionに整理しておき、新しい求人をIndeedで見つけるたびにChatGPTで比較するようにすると、毎回ゼロから考える量を減らせます。

そして、AIが出した評価をそのまま採用するのではなく、判断材料を増やすために使い、最後は自分で行動を決めるのがこの使い方のポイントです。

今後、実際に面談や選考が進んだら、求人分析、企業研究、面接対策でどのようにAIを使ったかも追加でまとめていく予定です。