💼 【概要編】ChatGPT無料版×Notionで転職活動はどう変わる?|自分専用AI転職エージェントの作り方

目次

この記事で伝えたいこと


ChatGPTを転職活動に使うと、求人の要約や応募書類の作成はかなり楽になります。

ただ、毎回「自分は何をしてきたか」「何ができるか」「どんな会社を希望しているか」を説明していると、便利ではあっても転職活動そのものは仕組み化されません。

そこで今回は、Notionに自分の最新プロフィールと求人情報をまとめ、ChatGPTを自分専用の転職支援AIとして使う方法を紹介します。

この第1回では細かい設定手順には入らず、完成すると何ができるのか、転職活動がどう変わるのかを先に見ていきます。

💡
完成後は、Notionに自分の最新情報をまとめ、ChatGPTが必要なときに読み取り、求人を比較し、文章を作り、必要な結果だけNotionへ記録するという使い方になります。

完成するとこうなる


Notion Free
【自分の最新情報をまとめる場所】

├─ マスタープロフィール
│   ├─ 職歴
│   ├─ スキル
│   ├─ 実績
│   ├─ 転職理由
│   ├─ 希望条件
│   └─ NG条件
│
└─ 求人管理
    ├─ 会社名
    ├─ 求人URL
    ├─ 適合度
    ├─ 応募判断
    └─ 選考状況

        ↑ 読み書き
        ↓

ChatGPT Free
【自分専用の転職支援AI】

├─ 求人の要約
├─ 自分との適合度評価
├─ 応募判断の整理
├─ 履歴書・職務経歴書の調整
├─ 面接対策
└─ 必要な結果をNotionへ記録

難しいシステムを作るわけではありません。

役割を分けるだけです。

Notionは自分の最新情報をまとめる場所、ChatGPTは考える・比較する・文章を作る場所として使います。

転職活動で起きやすい困りごと


毎回プロフィールを説明する

新しいチャットを始めるたびに、職歴、スキル、希望年収、勤務地、転職理由などを説明するのは手間です。

説明する内容が少しずつ違えば、ChatGPTが前提にする情報も変わります。

履歴書・職務経歴書だけでは情報が足りない

履歴書や職務経歴書は提出用の文章です。

応募先によって強調する内容が変わるため、普段から自分の情報を更新しておく場所としては使いにくいです。

求人を見るたびに判断基準が変わる

求人ごとに「なんとなく良さそう」で判断すると、年収、仕事内容、働き方、将来性などの優先順位がぶれます。

求人や面接記録が散らばる

求人サイトのお気に入り、ブラウザ、メモ、ChatGPTの会話などに情報が分散すると、後で比較しにくくなります。

Notionに「マスタープロフィール」を作る


この仕組みでは、Notionにマスタープロフィールを1つ作ります。

そこへ転職活動で繰り返し使う、自分の最新情報をまとめます。

例えば、現在の仕事、過去の職歴、スキル、実績、転職理由、希望職種、希望年収、勤務地、働き方、NG条件、今後のキャリアなどです。

転職条件や実績が変わったら、基本的にはこのページだけ更新します。

ChatGPTの過去の会話に古い情報が残っていても、マスタープロフィールを最新の基準情報として扱うように設定します。

ChatGPTは「転職エージェント役」にする


求人を見つけたら

求人URLを渡して、例えば次のように聞きます。

この求人どう?
Notionのマスタープロフィールを基準に評価して。

すると、求人内容だけでなく、自分の職歴や希望条件と比較した評価を出してもらえます。

気になる求人だけ保存する

評価を見て検討を続けたい求人なら、

応募候補としてNotionに保存して。

と依頼します。

評価 → 自分で判断 → 保存に分けることで、求人管理が不要な情報で埋まりにくくなります。

応募するとき
この求人向けに職務経歴書で強調すべき内容を整理して。

と依頼します。

Notionにある実際の職歴や実績を基準にするので、応募先ごとに一から自分の情報を説明する必要がありません。

面接前・面接後

面接前は想定質問や逆質問を作ってもらい、面接後は聞かれたことや次回確認したいことを整理してNotionへ残せます。

無料版だけで試せる


今回使う基本構成は、ChatGPT Free + Notion Free + Notion Pluginです。

2026年9月10日時点で、筆者のChatGPT FreeアカウントとNotion Free環境では、Notion Pluginを接続し、Notionページの読み取りと書き込みの両方を確認できました。

ただし、Pluginの提供状況はアカウントや地域などによって変わる可能性があるため、この記事では筆者環境で確認した時点を明記して扱います。

最初から複雑にしない


最初に作るのは次の2つだけです。

AI転職活動
├─ マスタープロフィール
└─ 求人管理

企業DB、面接DB、タスクDBなどは必要になってから追加します。

AIもNotionも初めてなら、機能を増やすより迷わず使えることを優先します。

実際の構築は次の記事で


次の記事では、まずChatGPTに「転職活動」Projectを作るところから始めます。

そのProjectの中でNotionを接続し、構築用プロンプトをコピーして、Notion側の環境もChatGPTに作ってもらいます。

ChatGPTで「転職活動」Projectを作る
↓
Notion Pluginを接続
↓
読み書きをテスト
↓
構築用プロンプトを貼る
↓
マスタープロフィールと求人管理を作る
↓
会話しながらプロフィールを埋める
↓
Project Instructionsを設定
↓
求人1件で動作確認

このシリーズの構成


第1回:概要編(この記事)

完成すると何ができるのか、転職活動がどう変わるのかを説明します。

第2回:構築編

ChatGPT Projectの作成からNotion接続、マスタープロフィール、求人管理、Project Instructionsまでをゼロから作ります。必要なプロンプトは、その手順の中にすべて掲載します。

第3回:実践編

完成した環境を使い、求人を見つけてから、評価、保存、応募書類、面接対策、面接後の記録までを実際の流れに沿って説明します。

まとめ


今回作るのは、単にChatGPTへ転職相談する方法ではありません。

自分の最新情報をNotionにまとめ、その情報をChatGPTから繰り返し使えるようにする転職活動の仕組みです。

まず完成後の使い方をイメージし、次回から実際に構築していきます。